発達障害で生きていく。

ADHD優位のアスペルガーで、LD学習障害もある35歳のおっさんです。息子も遺伝して発達障害です。文献を読み漁り、発達障害は限りなく完治に近い、治すことができると確信しました。このサイトは、治す情報など、発達障害のさまざまな情報を発信していきます。

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発達障害のグレーゾーンの特徴と問題。その人生の体験談

   

発達障害にはグレーゾーンという、普通でもない、発達障害でもないという中間の位置が存在します。

発達障害ほど症状は軽いものの、少し支障をきたしてしまう。

 

知的障害ほど障害はないものの、授業に遅れてしまったり、ミスが多くなってしまうなどのことがあります。

僕はADHDという発達障害ですが、弟は大人になってからグレーゾーンであるということが発覚しました。

今回は、弟の体験談も含めて、グレーゾーンの特徴と問題、改善方法、弟の人生についてご紹介します。

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発達障害のグレーゾーンとは

発達障害のグレーゾーンとは、普通の人と発達障害の、ちょうど境界線である中間の位置を指します。

グレーゾーンという名前はあまりよくないと思われていることから、パステルゾーンなど、名称を変えようとする動きもあります。

 

発達障害の知的障害があるとされるIQは、IQ70未満を知的障害であると判断しています。

グレーゾーンのIQはというと、IQ71~89とされています。

 

普通の人のIQは90~109であり、この割合が50%の大半をしめます。

普通でもなく、知的障害でもなく、グレーでどちらにもつかないというのが、グレーゾーンといえます。

 

グレーゾーンの特徴

・日常生活に支障はないものの、勉強や仕事など、ミスが多かったり遅れたりする

・難しい話題になると話が理解できない

・普通学級ではついていけない場面があり、支援学級では勉強が物足りなく感じる

・育てづらいと母親が感じる

・パニックになりやすい、集団行動を抜け出して一人で行動してしまうなど、特徴的な面がある

・自分の興味がある話題には食いつき、興味がない話題にはつまらなそうにしている

・授業中席を立ってしまうほどではないけれども、落ち着きがない

・先生の話を聞いていられず、友達に話しかけてしまう

・片付けが下手

 

グレーゾーンはあくまでも知的障害がなく、また発達障害の面からいっても症状は軽度なものです。

そのため、ちょっと個性的な子というように、ちょっとおかしな点があっても性格のせいで片づけられてしまうことがよくあります。

 

しかし、親が普通のこと違うと感じる点が多いならば、それはグレーゾーンの可能性があります。

発達障害のように、表面にはっきりと症状が表れにくいのが、グレーゾーンの特徴といえます。

 

グレーゾーンは6.5%

グレーンゾーンの人はどのくらいいるのかというと、全体の約6.5%いるとされています。

40人クラスだとすると、およそ1クラスに2~3人がいる計算になります。

 

そのうち、発達障害のこどもが1人だとすると、2人はグレーゾーンに入るということです。

この6.5%は、学習面で問題があるとされる、先生から見た子供の割合です。

先生からみたというのがポイントで、お医者さんの視点ではないので、はっきりとした数字ではありません。

 

グレーゾーンならではの悩み

グレーゾーンは、知的障害もなく、発達障害ほどの症状もなく、ほとんど普通の人と変わらないじゃないか、と思うかもしれません。

確かに、症状は軽度なものですが、それゆえに、グレーゾーンならではの困った事態があります。

 

・普通学級に所属することが多く、いじめにあいやすい

・グレーゾーンだと気が付かないままで、療育や治療を受けられない

・グレーゾーンだと気づかないまま大人になり、仕事や対人関係でトラブルをおこす

・グレーゾーンだと気が付かず、自分はミスばかりするダメな人間だと思い込んでしまう

・症状が軽いため障害者手帳が取得しにくい

・障害者手帳が取得できないと、障害者枠で仕事ができない

・症状が軽いため国の支援の対象になりずらい

・知的障害がないため、逆に自分のことを真面目に考えてしまい、ひきこもりになりやすい

 

このように、「あなたの症状は軽いでしょう?」と思われてしまい、国の支援の網から外れてしまう対象になりがちです。

ちなみに僕はADHDとLD学習障害だと診断されましたが、発達障害が取得できる障害者手帳の精神障害者保健福祉手帳3級は、ぎりぎり貰うことができました。

 

僕でぎりぎりなら、グレーゾーンの人は難しいだろうなと感じます。

また、グレーゾーンだと気が付かないままだと、きちんとした治療法を受けられなかったり、なぜ自分は普通のことが普通にできないのかと、自問自答してしまうことになります。

 

グレーゾーンを改善する方法

「発達障害の症状が改善したことから、僕は治る!と思います。その根拠とは?」でも書いていますが、僕は発達障害の症状は治ると考えています。

とくにそれがグレーゾーンの場合、改善具合はぐんと違うと思います。

改善する方法は、以下にまとめてあります。

 

「発達障害のぼくが参考になった厳選の良書おすすめ5冊」

「実践すれば必ず治る発達障害の治療法。順番にそって実行しよう」

「何十種類も試した中でADHDに効果があった訓練方法ベスト3」

 

僕はこのトレーニングを毎日2時間していますが、1年ほどで効果を実感できました。

とくに素晴らしい成果をあげたのが、障害枠で入社した会社から、「正社員にならないか?」と声をかけてもらえたことです。

 

働きぶりが認められ、役職はあがり、給料は14万円だったのが一気に22万円に跳ね上がりました。

これは、毎日こつこつと脳トレや筋トレをした成果だと思います。

 

グレーゾーンのこどもにおすすめな本

とくにグレーゾーンのこどもは、脳の形成ができあがるまえの小学生~中学生時代の療育がとても大切です。

そのあいだに脳に効果的な働きかけをし、対応していくことができれば、グレーゾーンであるということはほとんど考えないでいいようになります。

 


発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法

 

グレーゾーンのこどもにおすすめなのが、「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法」の本です。

僕のこどもも遺伝してしまったのか、発達障害ですが、この声かけをして現在はすくすくと育っています。

グレーゾーンのこどもを持つ親御さんには、頭にとめておいてほしい内容です。

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グレーゾーンの弟

僕は発達障害だと診断されている正真正銘の発達障害者ですが、弟はグレーゾーンだと診断を受けています。

その弟の人生つにいてご紹介したいと思います。

 

兄の僕がばりばりのADHDをこどものころから発揮していたので、それは母親は育てるのに苦労したそうです。

それで弟が誕生して、僕と比べて弟はなんと育てやすいんだろうと思い、グレーゾーンであるということにはまったく気がつかなかったそうです。

 

弟自信はとろいなどの理由から、いじめを受けていたこともあり一時期不登校になりましたが、乗り切っていました。

中学に進学すると、仲の良い友達ができて楽しそうに学校に通っていました。

 

成績もクラスで上位に入る優秀さで、運動音痴ではありましたがそこそこモテていたようです。

バレンタインチョコが1つももらえない僕を横目に、弟は3つもチョコを貰っていましたからね。

高校もそこそこの進学校にすすみ、問題の多い僕とは対照的に、優秀な弟だなと思っていました。

 

大学での挫折

大学に進学した弟は、それから少し人生の挫折をすることになります。

レポートの提出が遅れたり、寝坊して授業に出られず単位を落としたりで、留年することになりました。

また、幅広い人たちがいることから、高校までのときのように友達を作れず、孤立していたようです。

 

サークルにも入っていましたが、あまりなじめなかったようです。

このころに僕は発達障害の検査を受け、ADHDであることが発覚しました。

 

それを受けてから、弟に、「自分も発達障害かもしれない」と相談されたことを覚えています。

僕から見たら優秀で、順調に人生を歩んできたように見えた弟の発言には驚きました。

 

グレーゾーンだと大人になってから気が付いた

弟も就活の波にのまれ、何十社も面接をしていました。

しかしどこからも内定はもらえず、結局滑り込むように内定をもらえたのは、電気関係の仕事でした。

 

しかし周りとのコミュニケーションがうまくできず、仕事を覚えるのが遅い、ミスが多いなどの理由から、だんだん職場内では浮いた存在になっていったそうです。

そこで弟も発達障害の検査をうけましたが、結果はグレーゾーンということになりました。

 

こどもがこの検査を受けた場合、大人になるにつれて診断が変わることもありますが、大人になってから受けると診断が覆ることはそうはありません。

弟は今までおかしいと思っていたことが、グレーゾーンだからだとわかり、ほっとしたようです。

それからは僕がやっていた脳トレを一緒にやりだして、症状もだいぶ改善されてきました。

 

「もっと早く気が付ければよかった」と言っていました。

今も弟は障害者手帳もとらず、再就職した会社で仕事をしています。

 

できないこともあるようですが、それは工夫して乗り切っていると話していました。

仕事の工夫にかんしては、「ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本」を参考にしたそうです。

 


ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本

 

僕も読んでみましたが、発達障害がつまずく仕事のポイントをしっかり押さえてあって、なにをどうすればいいのかが明確に書かれています。

「わかっているのにできない」と感じることが多いなら、この本は助けになってくれるはずです。


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