発達障害で生きていく。

ADHD優位のアスペルガーで、LD学習障害もある35歳のおっさんです。息子も遺伝して発達障害です。文献を読み漁り、発達障害は限りなく完治に近い、治すことができると確信しました。このサイトは、治す情報など、発達障害のさまざまな情報を発信していきます。

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発達障害とボーダーラインの境界知能について。障害者手帳の取得も可能

   

知的ボーダーラインは、IQ70~85のことを指し、このことを境界知能といいます。

僕はADHDの発達障害と、IQ85のボーダーで、障害を抱えながら生きています。

ボーダーは国の支援からもれており、誰にも頼れないまま、生きづらさを抱えて生きている人が多いです。

今回は、発達障害とボーダーラインについて、特徴や人生、障害者手帳の取得方法についてをご紹介します。

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IQのボーダーライン

IQは通常の人で100ほどで、IQ100を基準として、知能をはかることができます。

 

・IQ90~109 平均

・IQ110~119 平均より知能が上

・IQ120~129 知能的に優秀

・IQ130~  とても優秀

 

IQが高いほうは、このような基準となっています。

IQ90~109の平均知能の人が、全体の70%の割合となっています。

高いIQの人しか参加できないという「MENSA」は、IQの合格基準が148以上と、極めて高いIQの人しか入れないようになっています。

 

日本でも、会員は1800人ほどしかいないということで、IQ148以上がかなり人数が少ないことがわかります。

ちなみに、東大生の平均IQは120ですが、東大生の4人に1人は発達障害ではないかと、専門家の間では言われています。

 

関連
「東大の4人に1人は自閉症!発達障害に多い高学歴の理由と挫折」

 

知的ボーダーラインとは

・IQ80~89 平均より知能が下

・IQ70~78 知的ボーダーライン

・IQ70以下 知的障害

 

知的ボーダーラインとは、IQ70~78にあてはまる層のことです。

知的ボーダーラインのことを、「境界知能」ということもあります。

 

自治体によっては、IQ70~85までを知的ボーダーラインだと位置づけています。

健常者でもない、知的障害でもない、とてもあいまいなゾーンであることがわかります。

 

知的ボーダーラインの特徴

・できることとできないことの差が激しく、能力におうとつがある

・自分の気持ちを表現することが苦手

・仕事でのミスが多い

 

・記憶力が悪く、歴史上の人物など覚えるのに人一倍時間がかかる

・手先が不器用で、作業が雑になる

・予定を立てるのが下手で、スケジュール管理ができない

 

・要領が悪く、物事を効率化することができない

・コミュニケーション能力に難があり、変人のポジションになる

・字が汚い

 

・臨機応変な対応ができない

・話の内容を理解するのが遅い、誤解して理解することがある

・時間をかければ勉強もできて、大学にも入学できる

 

・免許を取ることも可能

・トイレ、着替え、電車に乗るなど、日常生活には手助けは必要ない

 

ボーダーの生きづらさ

僕はADHDの発達障害ですが、IQは85で知的ボーダーラインでもあります。

発達障害なのでIQはかなりおうとつがあり、でこぼこしています。

 

例えば、このようにパソコンに向かって文字を打つことはできますが、口に出して意見を出そうとすると、しどろもどろになって、考えていることをうまく相手に伝えられません。

学生のときもこんな感じで、発表のときクラスのリーダー的存在から、「あいつバカだろ」と、にやにやして言われたのは今でも忘れられません。

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ボーダーラインの問題

ボーダーラインはIQ70~85なので、国から知的障害とは認められません。

そのため問題となるのは、国や周りから何の支援も受けられずに、健常者と同じ扱いをされることです。

僕はボーダーとして生きてきて、非常に生きづらさを感じます。

 

国が認めてくれないので周りからは健常者扱いされて仕事を振られて、やっぱり普通にはこなせないためミスをして怒られて。

自分にできる仕事をしたいと思っても、障害者手帳はとれないので、障害者枠でも応募することができません。

はっきりいうと、国の支援からこぼれおちている境界線の、ボーダーラインの層が一番生活が困難なのかなと感じます。

 

・障害者手帳を取得できない

・障害者枠で仕事をすることができない

・周りから健常者扱いされるので負担が大きい

・支援の枠からこぼれていて、生きづらさや孤独を感じる

・できないことど努力不足だといわれる

・できないことを性格のせい、怠慢のせいだといわれる

・仕事が健常者のようにはできないので、転職を繰り返す

・ストレスでうつ病はひきこもりになってしまうことが多い

 

ボーダーは見えにくい存在

このように、ボーダーラインは社会から目に見えにくい存在ですが、強いストレスと孤独感を感じています。

この原因は、やはり知的に境界線ということで、知的障害者と比べて、できることが多いのが問題だと感じます。

 

大学にも行ける、免許もとれる、仕事もいちおうできて、何の問題もないんじゃないの?と思われるかもしれません。

しかしボーダーラインの人は、仕事ではミスが多く問題をかかえており、転職を繰り返す人が多いというデータがあります。

 

また、知的障害がない人ほど、自分がダメな人間だと認識しやすく、うつ病やひきこもりなどに二次障害を発症することが多いのです。

国の支援からこぼれおちたボーダーラインの問題は根深く、いまだに解決される見込みがないのが難しいところです。

 

ボーダーとしての生き方

僕は成人してから療育手帳を取得しようと、IQの検査をしたことがありました。

そのときにIQ85のボーダーだとわかったのですが、ボーダーのなかでもIQは高いほうだったので、申請は却下されました。

のちに、ADHDだと判明したので、それで現在は、精神障害者保健福祉手帳の3級を取得しています。

 

障害者手帳を取得して、僕の人生は大きく変わりました。

今まで仕事をミスしては転職を繰りかえしてきましたが、ハローワークで障害者枠を利用できることから、現在の仕事につき、もう3年務めることができています。

周りの上司や同僚も、僕の特徴を分かってくれているので、職場環境は良く、今後も続けられそうです。

 

障害者手帳を取得しよう

僕は障害者手帳を取得することにより、生きづらかったことに国の支援を受けられるようになり変わりました。

「ボーダーラインは障害者手帳は取得できない」と思っている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

 

ボーラーラインでも、知的障害のある療育手帳は無理ですが、「精神障害者保健福祉手帳」なら取得できる可能性はあります。

精神障害者保健福祉手帳が取得できる精神疾患は、以下のようなものがあります。

 

・統合失調症

・高次脳機能障害

・発達障害

・そううつ病

・てんかん

 

このような障害があるので、まずは自分にあてはまるものがないか検査してみましょう。

僕もそうですが、ボーダーラインは発達障害である場合も多いので、一度専門機関で検査をしてみることがおすすめです。

大人の発達障害の場合は、こども専門の病院では誤診が多いので、必ず大人の発達障害専門の医者がいるところをおすすめします。

 

関連
「発達障害が取得できる障害者手帳「精神障害者保健福祉手帳」について」

「発達障害でもらえる障害者手帳の「療育手帳」の取得方法。メリットがすごい!」

 

療育手帳を取得する裏技

裏技として、ボーダーラインのIQでも、療育手帳が取得できる場合があります。

これは詳しくは書けませんが、療育手帳を発行する基準は、各自治体の判断によるものです。

 

自治体によっては、IQ85でも療育手帳を発行したケースもあり、その自治体に引っ越せば、療育手帳を取得できるということです。

どの県かは書けませんが、困っている場合は、引っ越しして、新たに人生をスタートさせるというのも一つの手だと思います。


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