発達障害で生きていく。

ADHD優位のアスペルガーで、LD学習障害もある35歳のおっさんです。息子も遺伝して発達障害です。文献を読み漁り、発達障害は限りなく完治に近い、治すことができると確信しました。このサイトは、治す情報など、発達障害のさまざまな情報を発信していきます。

*

発達障害の恋愛がうまくいく方法と理解がある人との出会い方

   

発達障害の恋愛は、コミュニケーションが取りずらく、相手を怒らせたり悲しませたりと、なかなか難しい面が多いです。

僕も発達障害の症状のせいで離婚を経験しましたが、発達障害と恋愛はなんとも難しい組み合わせだと考えさせられます。

しかし、僕は好きな女性と再婚できました!

今回は、僕の経験もふくめて、発達障害の恋愛と、恋愛がうまくいく方法、出会い方などをご紹介します。

スポンサーリンク

恋愛への執着

発達障害の特徴として、1つのことに過集中するというのがあります。

集中しすぎて、他のことが目に入らない、何も聞こえないという状態です。

 

集中しているときは、熱心にとりくみますが、ADHDなど熱しやすく冷めやすい発達障害の場合は、冷めたらなんとも思わなくなるので、飽きっぽいところもあります。

この特徴が恋愛になると、好きな人に集中しすぎて、通常とは違う、異質ともいえる行動をとってしまいがちです。

 

その行動が、相手に迷惑をかける、迷惑に感じる行動になることがあります。

発達障害が恋愛をすると、以下のような行動をとってしまいます。

 

恋愛における行動

・基本的に、恋愛は自分勝手

・好きな人のことを妄想して、あたかもその人が妄想の人物であるかのように振る舞う

・好きな人の気持ちは分からないのに、自分のことが好きだと思う

・恋愛に集中しすぎて、勉強や仕事などが手につかなくなる

・一人の人しか見えないので、ストーカー化しやすい

・相手の気持ちはおかまいなし

・好きな人が嫌な行動をすると、幻滅して激しい怒りを覚える

・今まで興味があったことに興味を感じなくなる

・相手の気持ちを考えるのが苦手なので、自分が好きな物、行きたい場所は相手も好きなはずだと考える

・好きな人が髪型やメイク、ファッションなどを変えるのを嫌う

・執着する時期もあるが、一度冷めると熱が戻らず、相手への興味がなくなる場合がある

 

発達障害の恋愛はうまくいきにくい

僕はADHDとLD学習障害の発達障害ですが、やはり恋愛は難しいと体感しています。

1度離婚を経験しているので、離婚のとき、どれだけ結婚生活が辛かったかと理由を言われましたが、その理由にほとんど気が付いていませんでした。

 

それはやはり、発達障害は人の気持ちがわからなく、コミュニケーションをとるのが苦手なので、相手の本当の気持ちが分からないという点でしょう。

恋愛という人間関係には、やはり一番は相手の気持ちを思いやることが不可欠だと思います。

 

発達障害は相手の気持ちを思いやるのが大の苦手ですからね。

どうしても自分本位に、自分勝手に動いてしまうのが特徴です。

離婚理由の詳細は「発達障害でも結婚はできる!離婚と再婚を経験して分かったこと」に書いています。

 

発達障害の恋愛が難しい理由

・相手の気持ちがわからないので、自分本位に動いて、相手の気持ちを満たそうとしない

・相手の気持ちがわからないので、怒らせる発言をしてしまう

・自分が好きな物が相手も好きなものだと思い込む

・約束の時間を守れず、デートに遅刻する

・誕生日や記念日を忘れる、日付を覚え間違る

・片付けが苦手なので、家の中をよごして相手に負担をかける

・会話していても上の空、あるいは会話をさえぎって自分の話をしてしまう

・体を無駄にゆすったり、ストローを噛んだり、恥ずかしい癖が多い

・ぱっと思い立った行動をして、相手を困らせる

・お金の計算がうといので、デート代を相手に多く払わせてしまう

・変化を嫌うので、相手が髪型やファッションを変えるのを嫌がる

・服装にこだわりが薄いので、汚れている服やずっと同じ服を着る

スポンサーリンク

発達障害に理解がある出会いの場が多い場所

発達障害が恋愛できて、それも長続きするためには、出会いが重要だと考えます。

運よく付き合えても、発達障害のせいで恋愛がだめになることは多いからです。

ではなぜ出会いが重要なのかというと、さいしょに発達障害であることがほんのりとでもわかる、それに理解がある人が相手ならいいのです。

 

僕は最初の結婚は学生時代の彼女でしたが、2度目の結婚の相手は、リハビリセンターに来ていた付き添いの家族という形でした。

僕は病院でこどものボランティアスタッフをしていて、それで病院で知り合えたんですね。

 

やはりそのような場所で出会うのは、合コンや友達の紹介よりも、発達障害のことを伝え、理解してもらいやすいです。

むしろ、優しい人なんだな、とプラスに感じてくれる場合もあります。

恋愛の出会い方は、社会人クラブや職場、行きつけのカフェなどさまざまありますが、発達障害で恋愛がうまくいきやすい人と場所は以下がおすすめです。

 

出会いが多い場所

・病院

・病院のリハビリセンター

・発達障害と友の会などの集まり

・病気のこどものボランティア活動

・福祉系のボランティア活動

・障害者スポーツクラブ

 

発達障害に理解がある人が多い人

・病院でケガのリハビリをしている人

・病院でリハビリの付き添いの家族の人

・病院スタッフ、リハビリの看護婦さん

・ボランティアスタッフ

・何らかの障害を抱えている人

・同じ発達障害の人

 

発達障害の恋愛がうまくいく方法

発達障害はコミュニケーションが取りにくく、基本的に自己中心的に思われてしまうのが、恋愛の最大のネックです。

僕も離婚した妻からさんざん言われましたが、それではどうしたら恋愛がうまくいくのかを考えました。

 

それはやはり、発達障害ならではの、恋愛が難しい理由とひとつひとつ向き合って、できなくても、できる部分を変えていくという方法です。

ADHDのため、どうしても相手の話に興味がわかず、今も上の空で妻の話を聞いて怒られる時がよくありますが、そのような部分は治せないところです。

 

しかし、「記念日でもない日にお花を買ってくる」「1日1つ、良い部分を褒める」などは、やろうと思っていたらやれます。

このように、相手を喜ばせる方法は、会話以外にもたくさんあるんです。

 

恋愛のおすすめ本

僕は相手を喜ばせる方法をを、恋愛本の超定番、「ベスト・パートナーになるために」で学びました。


ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた (知的生きかた文庫)

 

この本は「男は火星から、女は金星からやってきた」ということをテーマにしており、男女はまったく別の生物なのだとかたっています。

別の生き物だから、考え方は正反対で、良かれと思ってやったことが、逆にまったくダメになってしまうということです。

僕はこの本をよんで、まさに目から鱗でした。

 

発達障害だと実行するのが難しい部分もありますが、恋愛を長続きさせるために知っていなければならない情報が山ほどあります。

男女別に、してほしいこと100のリストがあるのが嬉しいです。

僕はこの方法をじっせんして、今の妻と結婚までこぎつけ、今も仲良く生活できています。


スポンサーリンク

 - 発達障害の情報 , , , , , , , , , ,

  関連記事

発達障害はキレるときがやばい!周りにしてほしい対応方法

発達障害のためキレるというのは、発達障害の子ども、もしくは付き合っている相手がい …

発達障害の彼氏と付き合っていて別れようと思った瞬間

発達障害の彼氏がいる場合、どのような苦労、苦難が待ち受けているのかを案内していま …

大目にみてあげて!発達障害者の言動にイライラするときの対処法

発達障害の子どもを見るとイライラするということはよくあるでしょう。 発達障害とい …

発達障害の定義とは?知らない人に知って欲しい僕たちの障害のこと

ぼくが子供の頃には、発達障害という言葉を聞く機会はあまりありませんでした。 現在 …

ADHDのぼくが毎日読んでいる発達障害のおすすめブログ6選

発達障害のことをもっと世の中のひとに知ってほしい、同じ発達障害の人に役に立ち情報 …

こんなことしてない?発達障害がうざいと思われる行動ベスト3

発達障害の影響でうざいと周りに思われる人は、見た目が違っていても、共通の行動パタ …

家族や職場から発達障害が理解されない苦しさと憤りの気持ち

発達障害を持つ人が一番苦しいと感じるのは、周りから理解されないことです。 ぼくも …

発達障害が何の言い訳にもならないサラリーマンのぼやき

愚痴のような発達障害の言い訳をまとめています。 自身の体験談を元にして言い訳をま …

発達障害の検査ってどうやるの?病院での体験と費用について

他の子供とは少し違う…それでも学校の成績は良い方でしたし、大学にも行けました。 …

胸にぐっときた!発達障害をテーマに扱った映画おすすめ3選

発達障害を題材にした映画は多くはありませんが、少なくもありません。 中には珠玉の …