発達障害で生きていく。

ADHD優位のアスペルガーで、LD学習障害もある35歳のおっさんです。息子も遺伝して発達障害です。文献を読み漁り、発達障害は限りなく完治に近い、治すことができると確信しました。このサイトは、治す情報など、発達障害のさまざまな情報を発信していきます。

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発達障害の寿命は18年も短いという衝撃の事実!原因と寿命を長くする方法

      2017/11/25

発達障害は、寿命は18年も短くなるという衝撃のデータが公表されました。

これを見たときは、さすがにショックでしたね。

噂程度では発達障害は寿命が短いと言われていましたが、しっかりしたデータとなるとまた話は別です。

今回は、発達障害の寿命について、なぜ短命になるのか、寿命を延ばす方法をご紹介します。

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発達障害の寿命は平均より18年も短い

ASD自閉症スペクトラムは、健康な人と比べて、平均寿命より18年も短命であるという、衝撃のデータが公表されました。

このデータは、スウェーデンのカロリンスカ研究所が精神医学系論文誌「The British Journal of Psychiatry」で発表したものです。

 

研究内容は、ASD自閉症スペクトラムが、どのようになくなっているかを調査しました。

すると、病気などが原因ではなく、自分でこの世を去ってしまうという方法が一番の原因であることが判明しました。

 

この結果から、大幅にASD自閉症スペクトラムの平均寿命がちぢまり、一般的な寿命よりも短くなることがわかりました。

スウェーデンの平均寿命は日本よりも短く、81.96歳ということから、日本の女性の寿命86歳と比べてと、さらに寿命が短くなることが予想されます。

健康な人の寿命より、単純に比べると22年も短くなるということです。

 

ASDとLD学習障害の併発で30年短くなる

さらに衝撃なデータですが、ASD自閉症スペクトラムと、LD学習障害を併発している場合は、平均より30年も短命になるという発表がされています。

これは体の身体的な要因より、社会的な要因によるものとされています。

 

ASDを背負っていて、そのうえLD学習障害まであると、仕事ができず、自分を卑屈に感じてしまう部分が出てしまいます。

それにより、二次障害であるうつ病を発症したりして、悲観してしまうという推測がされます。

 

アスペルガー症候群は寿命が2倍短くなる

詳細な研究データは明らかにされていませんが、アスペルガーは平均寿命より、2倍も短命であるというデータもあります。

アスペルガーは人の気持ちが分からないとされていますが、それにより非難をされたり、孤立化することは傷つくものです。

そのような社会の生きずらさが、このような結果になるのかもしれません。

 

知的障害がないほうが短命

LD学習障害者は、一般の9倍以上、短命であるというデータがあります。

LDは知的障害がなく、ぎゃくにIQが高いのに字が読めなかったり、数字の意味が分からないという障害です。

 

知的障害がないぶん、周りと比べて自分ができないことを落ち込みやすく、自分を肯定することが難しいことがあります。

そのため、自分には価値がないダメ人間だと思い込みやすく、自己肯定感が低くなってしまいます。

 

僕もLDですが、自己肯定感を高くするトレーニングはしていますが、それでもまだまだ自分はだめな人間だと1日に4~5回は思ってしまいます。

どこを見ても文字の広告は並んでいますし、それを普通の人は普通に読めているという事実が、気分を重くするんです。

 

自分は自分なのだから、持って生まれた障害なのだから仕方がないと思っているのに、どうしても気持ちで割り切れない部分があります。

ここにサポートしてくれる人がいなかったり、孤独感を強めてしまうとよくないのでしょう。

 

発達障害が短命になる原因

偏食での栄養の偏り

発達障害の、半数が偏食であるというデータがあります。

発達障害の偏食は、ふつうの好き嫌いとは違い、たんに食べ物の味が嫌いという単純なものではありません。

 

食べると痛みを感じたり、ゴムを食べているような触感を感じて激まずだったり、ときには喉の通りに吐き気を感じるほど辛いものです。

そのため、偏食を改善するには家庭と学校での連携した食育が欠かせませんが、日本ではまだまだサポート不足なのが現状です。

 

偏食は大人になるにつれて症状が軽くなる場合が多いですが、やはりすべての偏食は改善できず、栄養は偏ったものになります。

栄養不足からの免疫力低下で、風邪や病気にかかりやすくなり、寿命が短くなるという背景があります。

 

二次障害が起きやすい

発達障害は自律神経が不安定で、社会的な影響も受けやすいため二次障害がおきやすいです。

起きやすいな二次障害として、うつ病、不安障害、強迫性障害、パーソナリティ障害などです。

 

ストレスとも強く関係しており、二次障害がおきると体と精神に大きく負担がかかります。

どの二次障害も、精神的に強いストレスや不安感をかんじるもので、その負担は寿命に影響するほどのものです。

 

ストレスが強い

発達障害は、日々強いストレスにさらされているといっても過言ではありません。

周りからおかしいという目、ミスをして怒られる、理解者がいない孤独感など、ふつうの人には分からないような孤独感を抱えています。

ストレスは女性ほど受けやすく、発達障害の女性はとくに短命であると言われています。

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睡眠障害

発達障害は睡眠障害を抱えやすく、夜眠れないという悩みがあります。

眠れないということは、体と脳の疲れはとれず、疲労は蓄積されていきます。

 

ストレスがたまり続けるということで、二次障害を引き起こしやすくなりますし、免疫力や能力もがくんと下がります。

発達障害の場合、日常の生活リズムを取り戻すというのも難しく、一度睡眠障害になると長く引きづる場合が多いです。

 

運動不足

発達障害は自分が興味があることしかしない、日々のルーティンワークに組み込まれたことしかしないというこだわりの特徴があります。

そのため、そのなかに運動がないならば、なかなか運動をすることはありません。

 

運動不足が体に悪いとわかっていても、それをすることができないのです。

そのため、動脈硬化になり心疾患を発症したり、高血圧になったりと、運動不足が引き金の病気を発症するリスクが高まります。

 

不注意による事故

発達障害の、とくにADHDは不注意による事故が多いとされています。

とくに運転に不安を感じている割合は高く、運転が不安障害により運転できないという場合もあります。

 

運転しているのになにかに気をとられて他の方向を見てしまう、ぼーっとしてしまうなどの要因から、事故を起こしやすくなります。

僕はADHDですが、赤信号なのにぼっーっとしていてわたってしまい、クラクションを鳴らされてしまったことがありました。

ADHDの不注意によるものですが、これは本当に危ないですね。

 

体調不良を伝えにくい

発達障害は総じてコミュニケーションに難があり、人に自分の気持ちをうまく伝えることができません。

自分自身、自分の気持ちがよくわかっていないということさえあるんです。

 

そのため、どこかに不調を感じていても、うまく伝わらない、あえていわないということがあり、病気の発見が遅れてしまいます。

また、発達障害は痛みに鈍いという特徴があり、どこか不調でも分かりにくいというケースもあります。

 

僕がやっている寿命を長くする方法

お腹がすいた状態を作る

お腹がすいた空腹状態は、老化をとめる「サーチュイン遺伝子」が活性化します。

人類はいままで生きてきたなかで、起きているあいだ常にお腹が満腹という状態はほとんどありませんでした。

 

日本でも、お腹がすいていない時代なんて、戦後のほんのここ数十年のことですよね。

そのため、人はお腹が空いていない空腹時のときこそ真価を発揮することができ、寿命を長くする効果があります。

 

僕はいつも少しお腹が空くとスナック菓子など食べてしまう習慣があるので、それをぐっと我慢して、食べないようにしています。

とくにサーチュイン遺伝子が活性化するのは、通常の摂取エネルギーの70%を目安に抑えるといいそうです。

 

鶏むね肉を食べる

発達障害はもともと筋肉量が少なく、ストレスにも弱いので疲れやすいという点があります。

この疲れの原因は、自律神経にあるそうです。

 

自律神経が弱っていれば、疲れをさらに重く感じてしまうというわけです。

そのため、自律神経を鍛えることができれば、疲れを感じにくくなります。

 

自律神経を鍛えられる食べ物は、「鶏むね肉」です。

1日100グラムを目安に鶏むね肉を食べると、鶏むね肉に含まれる抗酸化物質「イミダゾールペプチド」が自律神経を刺激し、疲れをとる働きをしてくれます。

 

でも鶏むね肉ってぱさぱさで食べにくいですよね。

僕は面倒なので、鶏むね肉に塩コショウしてスーパーの袋に詰めてしばって、炊飯器にお湯をはって、その中に鶏むね肉を入れて放置調理しています。

2時間ほどで熱が通り、柔らかく鳥ハムに仕上がるのでおすすめです。


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