発達障害で生きていく。

ADHD優位のアスペルガーで、LD学習障害もある35歳のおっさんです。息子も遺伝して発達障害です。文献を読み漁り、発達障害は限りなく完治に近い、治すことができると確信しました。このサイトは、治す情報など、発達障害のさまざまな情報を発信していきます。

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発達障害の旦那24の特徴。結婚生活がうまくいくための当事者からのアドバイス

      2017/10/27

発達障害の旦那をもつ奥さんは、それはそれは毎日が大変だとお察しします。

かくいう僕も、ADHDとLD学習障害のコンボで、元妻からは離婚を言い渡され捨てられてしまいました。

 

発達障害の特性は、人と密接な関係をはかる結婚生活においては、致命的な欠陥となりえます。

今回は、発達障害の旦那の特徴、発達障害の結婚生活、どうすれば夫婦仲はよくなるのかという点をご紹介します。

ちなみに、僕は今再婚して、過去の反省をもとに結婚生活を送っています。

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発達障害の旦那の特徴

・妻のアドバイスを聞かずに行動して失敗する

・失敗したことを妻のせいにする

・怒られている意味が理解できない

・ささいなこと、普通なら「そう」で済ませることにキレる

・大人の社交辞令が分からない

 

・社交辞令ができない

・機嫌がいいときと悪いときの感情の波が激しい

・いつも落ち着かず、どこかそわそわしている

・キレると部屋に閉じこもり、家族とのコミュニケーションを一切遮断する

・妻の体調が悪くても心配せず、自分の身の回りの世話をやかせる

 

・注意したこと、喧嘩したことを反省せず、何度でも繰り返す

・衝動的に行動して家族に迷惑をかける

・こどもがやりたいことより、自分がやりたいことを優先する

・持続力がなく、何かかってもすぐタンスの肥やしになってしまう

・白菜をキャベツと間違えて買ってきたり、ささいなおつかいができない

 

・約束を守れない

・お金の計算が苦手なので、借金することに抵抗がない

・食べ物やお金、座る場所などに異常な執着をみせる

・忘れ物が多く、何度も家にとりにかえる

・何度お願いしても家事を手伝ってくれない

 

・家事の段取りが悪く、非効率なやりかたをする

・妻の話をきかず、一方的なコミュニケーションをする

・片付けがへたで家の中を散らかす

・予定外のことがおきてパニックになると怒鳴る

 

発達障害の旦那と離婚するべきか

発達障害の旦那さんの奥さんは、とても大変だと思います。

僕も一度発達障害の症状を理由に離婚されてますから、奥さんの憤りや不満、怒りは痛いほどわかります。

僕が奥さんから離婚された理由は「発達障害でも結婚はできる!離婚と再婚を経験して分かったこと」に詳しく書いてあります。

 

今は性根をあらためて、また発達障害と向き合い、女性の気持ちを勉強しながら、再婚の結婚生活を送ることができています。

そんな離婚された発達障害の当事者の僕がいうべきことではないですが、離婚は愛情がなくなったらするべきなのかなと思います。

離婚するのは仕方ないほどの夫の態度

1回目の結婚生活をふりかえってみると、それは僕の生活態度は酷いものだったと思います。

仕事で周りとうまくとれないコミュニケーションで孤立して、仕事でミスを繰り返して怒鳴られるストレスを妻にぶつけて。

 

妻も仕事をしているのに家事は98%まかせっきりで、それでも2%の家事をしていることを言い訳に、「家事はしているだろう!」と怒鳴ったり、本当に最低旦那でした。

思うんですが、発達障害の夫は、発達障害に気づいていてもいなくても、奥さんにすごく、これでもかっ!てくらい甘えます。

僕の場合はそうでした。

 

仕事でのストレスを、妻ならぶつけてもいいという、こども以上に甘い考えを持っていてんですね。

発達障害はその特徴として人を思いやる気持ちに欠けるので、「このくらい大したことない」と考えるんです。

 

日本男性ならば、男尊女卑の考え方もあり、「男のほうが上だ、妻はなにをするにしても下だ」なんていう、石を投げられそうな考え方さえしている場合があります。

これはやはり、ふつうの人なら肌で感じる周りの空気やコミュニケーションを通して思いやる気持ちをはぐくむことが、発達障害のせいでできなかったために生じていると思います。

 

妻に離婚されて、とても辛い思いをして気が付きましたが、発達障害の旦那はほんとうにアホな考え方をしています。

一度ほんとうに心から懲りたと思わせないと、その怠慢な生活態度を改めることはないと思います。

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生活態度を改めることはある程度できる

僕は元妻から離婚の理由をあれこれ聞き、カウンセラーに話を聞いてもらったり、本を読んだりして自分の腐った性根を改善してきました。

そして現在、妻からは「良い夫よ、いつもありがとう」といってもらえるほど、まあまあな結婚生活がいとなめていると思います。

 

発達障害の旦那がその生活態度を改めることができるのかというと、「7割がたは改善することができる」と僕は思います。

そのためには、本人と、奥さんの以下の努力が必要です。

 

・夫が発達障害の診断をうける

・発達障害であることを受け入れる

・発達障害の本を10冊以上夫婦で読んで、発達障害とはなんなのか勉強する

 

・妻が発達障害の症状に当てはまると思う不満に思っている症状を書き出す

・その紙をみて、妻の不満を受け入れる

・不満のすべてを改善していくのではなく、できそうなものを1つ1つピックアップして、徐々に改善をはかっていく

 

・できたら妻はおおげさに褒める(たとえ靴下を洗濯かごに入れるような些細なことでも)

・できたことができなかったときも叱らない、その場は何も言わず、冷静になったときにやり直す

 

このような順序で、発達障害の結婚生活における障害は取り除いていくことができます。

しかし、これに一番必要なのは、夫本人のやる気と気持ちです。

 

発達障害は、このやる気や気持ちにもブレがあり、とくに自分の非を認めることが、奥さんの前だとなかなかできません。

発達障害はいままでの人生経験から自己肯定が低くなっていて、それで奥さんにまで怒られたら、立つ瀬がないためです。

 

奥さんのサポートが必須

そこで僕が考えることは、これができない旦那だったら、離婚してもなんの問題もないんじゃないかな、ということです。

夫が発達障害であることを受け入れ、奥さんがすべて背負っていくならいいかもしれませんが、それは幸せな結婚生活とは程遠いと思います。

 

発達障害は、自分を変えていく作業というのは、普通の人の努力よりもとても大変です。

それでも奥さんが離婚したいと思っている危機を本気でさとり、自分を変えていこうと努力してくれるなら、まだ見込みはあると思います。

 

それには、奥さんのイエスキリストのような深い愛情が必要です。

つまずいたらサポートしてあげて、怒らずに愛情深く見守ってあげてください。

数か月ではそれほど変わりませんが、年単位で見て行けば、「とても変わった」と実感できる日がくるはずです。

 

読んで欲しい本

発達障害は、その構造を理解し、向き合っていくことで改善ができます。

そのうえで病院の先生と話したり、ときにはカウンセラーと話すことも効果は大きいです。

 

カウンセリングのなかには、夫婦で受けられる夫婦カウンセリングなんてものもありますから、これは夫婦の仲改善にはおすすめですよ。

料金は初回無料なところが多く、2回目からは60分2万円~くらいであります。

 

家でしてほしい方法は、本を読むことです。

発達障害を理解するためには、専門書やそれに関連する本を読んで理解することが必要不可欠です。

 

僕が結婚生活を成功させるために読んだ50冊以上のほんのなかから、これは役に立った!というおすすめ本はこちらです。

今回は、とくに結婚生活を成功させるための本を選びました。

発達障害を治す、コントロールしていく本は「発達障害のぼくが参考になった厳選の良書おすすめ5冊をご覧ください。

 

発達障害


発達障害 (文春新書)

 

まず発達障害とは何なのか理解するために、この本から読書をスタートさせましょう。

発達障害を多角的に考察していて、発達障害本人にも、周りの家族にも、発達障害とはなんなのか?について深く考えることができます。

なんとなくうまくいかないとき、そんなときはこの本を繰り返し読んで、原点に立ち返ってみましょう。

 

ベストパートナーになるために


ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた (知的生きかた文庫)

 

やはり夫婦における本と言えば、ジョングレイの「ベストパートナーになるために」は欠かせません。

これは恋愛本の金字塔ともいえる、全世界のベストセラー本で、この知識をしっているのとでは知らないのとでは、恋愛の充実度が違います。

 

夫婦という、世界で一番大切で身近な人とどう向き合うか、どのように向き合えば自分を幸せに、そしてパートナーを幸せにできるかがわかります。

 

「未熟な夫」と、どうつきあうの?


「未熟な夫」と、どうつきあうの?

 

未熟な男性ならタイトルにそうとうイラっとするはずです。

しかし、未熟な男にならないために読むんです!

 

この本の著者山崎雅保さんは、たくさんの夫婦をカウンセラーしてきて、その経験をもとに、日本の男性は世界と比べてみても、未熟な人が多いという視点から、夫婦関係についてのアドバイスをしています。

 

ぶっちゃけ男からみると耳に痛い言葉ばかりで、そっと本を閉じて燃やしたくなる衝動にかられますが、それが未熟な証拠です。

それを受け入れて、この本を読み、自分に振り返り反省し、行動に移せるかどうかで大きく夫婦の仲は変わっていきます。


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