発達障害の忘れ物を防止するための6つの効果的な対策
2017/10/28
発達障害は集中力がない、不注意という特徴があり、忘れ物をすることが多いです。
僕も忘れ物はとにかくたくさんしていて、会社に行くのに携帯や財布を忘れることはもちろん、かばんごと忘れたことすらあります。
今回は、発達障害の忘れ物事情と、忘れ物を防ぐための防止対策についてご紹介します。
僕が実践している忘れ物対策で、これを実行すればかなりの確率で忘れ物しなくなりますよ。
スポンサーリンク
ADHDの忘れ物エピソード
発達障害だと、忘れ物するのはもう人生の相棒みたいな存在になっていますよね。
僕はADHDですが、それはもう「忘れ物とぼく」みたいなタイトルで本1冊書けるほど、忘れ物を山のようにしてきました。
忘れ物の歴史としては、このようなことがありました。
・学校に行ってランドセルを持ってくるのを忘れる
・家に帰ってランドセルを持って帰ってくるのを忘れる
・学校のプリントを持って帰るのを毎日忘れて、授業参観に親が来れなかった
・給食のエプロンを持っていくのを忘れて、連続1か月給食当番だった
・体育の先生が恐い先生で、水着を忘れすぎて怒られると思い、パンツで乗り切ろうと思ったがバレてめちゃくちゃ怒られた
・高校受験のとき筆記用具をすべて忘れて隣の見知らぬ人から借りた
・高校受験のときついでに弁当も忘れて、隣の人に少しわけてもらった
・高校受験のとき帰る電車賃すら忘れて、7キロの道のりを歩いて帰った
・電車に会社の会社の書類を忘れて大目玉と減給をくらった(書類は無事もどってきました)
・出張のとき、職場用のお土産を空港で買って、ロビーの椅子に置き忘れた
・スマホは今までに4台忘れ物で紛失した
・帽子、傘にいたっては本数を数えられないくらいなくした
・会社に車で来たのに、車で来たことを忘れて歩いて帰った
このように、ほかにも書ききれないくらい酷い忘れ物が数々あります。
集中力がなく、不注意だとほんとうに忘れ物が多くてだめです。
ここ数年忘れ物なし
そんな忘れ物ナンバー1の僕ですが、ここ数年はほとんど忘れ物をしていません。
それは忘れ物に関して、人生を脅かすほどだと悟り、なんとか忘れ物を減らそうと努力しているからです。
発達障害の忘れ物は、たんなる努力では解決することができませんが、工夫とトレーニング次第で大幅に減らすことができます。
忘れ物をなくす方法
同じものをもう一つ用意する
かばんから傘、筆記用具、ハンカチ、靴下、靴、ネクタイまで、一揃い会社に必要な物をセットしておきましょう。
僕は会社にかばんを持っていくのを忘れるは、スリッパで会社に行ってしまうなどしたので、今では予め不測の事態に備えて、一式セットしています。
学生の場合は、同じ教科書を2冊買っておくことがおすすめです。
じっさいに僕はあまりに教科書を忘れるので、4年生の頃教科書を2冊買ってもらい、置き勉していました。
シャーペンや消しゴム、コンパス、体操服など、とにかく揃えられる物は2個揃えてしまいましょう。
それだけで、忘れ物してもそれは忘れ物ではなくなります。
むしろ準備の良い人です。
発達障害の忘れ物は、とにかく工夫で乗り切ることがカギです。
スポンサーリンク
持っていくものチェック表を使う
出かける前に、忘れ物チェック表を使って忘れ物を完全防止しましょう。
忘れ物チェックには「忘れ物は?」というアプリが役立ちます。
サイフやカギ、眼鏡やノートなど、たくさんのアイコンがあり、絵で見て瞬時にどれを忘れているかを確認することができます。
特殊な物でも、写真に撮ってアイコン化することができるので、どんな物でもOKです。
忘れ物チェックをすることを忘れることもありますが、習慣化すればチェックも忘れなくなります。
発達障害は文字や言葉で聞くことより、視覚にうったえることがもっとも効果的です。
とにかく写真に撮る
日々の忘れ物は「忘れ物は?」アプリでチェックできますが、明日は特殊な持っていく物があるときという場合、それの写真を撮ります。
そして、スマホのデスクトップ画面にしてしまいます。
スマホは朝起きてもどこでも目にするので、これで忘れることはありません。
探し物発見器を使う
キーファインダー 探し物発見器 忘れ物防止 落し物 ・忘れ物防止 Key finder
スマホやリモコン、カギにはキーホルダーとして取り付けられる、探し物発見器です。
これを導入しか手から、探し物と忘れ物の頻度がぐんと減りました。
音がなってどこにあるかを知らせてくれるので、物の位置がすぐにわかります。
僕は2台持ちで、スマホと鍵、かばんはもちろん、リモコンやUSB、掃除機や充電器にもつけています。
脳トレをする
発達障害がなぜ忘れ物をするかというと、集中力がなかったり、不注意なためです。
それは脳を刺激し、活性化させればある程度はよくなります。
僕は毎日2時間の脳トレをしていますが、する前と比べて格段に良くなりました。
もう3年間続けていて、最初の半年くらいはなかなか効果がでませんが、1年もたてば効果を実感できるはずです。
「実践すれば必ず治る発達障害の治療法。順番にそって実行しよう」
「何十種類も試した中でADHDに効果があった訓練方法ベスト3」
忘れ物防止アプリを活用する
・忘れないメモ帳
スマホのトップ画面にメモを張り付けて、表示するたびに忘れてはいけないことを表示してくれるアプリです。
明日持っていく物をメモしていれば、必ず目に入るので使用しています。
日々スマホをよく使う場合は、このようなメモアプリを一つ入れておくと忘れ物防止になります。
スポンサーリンク
関連記事
-
発達障害のぼくが参考になった厳選の良書おすすめ5冊
発達障害をなんとか治療・克服したいと、関連する書籍はいろいろ読み漁りました。 本 …
-
発達障害の症状が改善したことから、僕は治る!と思います。その根拠とは?
「発達障害は治ることはありません」。 どこの病院の先生もそういいます。 僕の主治 …
-
実践すれば必ず治る発達障害の治療法。順番にそって実行しよう
発達障害は治らない障害だとされていますが、ADHDとLD学習障害の僕が思うのは、 …
-
発達障害の克服に効果があった自分を受け入れる方法を実践的に紹介!
発達障害の克服というのは難しいです。 というよりも発達障害は治らないと考えたほう …
-
脳に効く!発達障害におすすめな療育できる習い事ベスト5
発達障害の子どもになにか将来役に立つものを学ばせてあげたい。 そう思うのは親とし …
-
発達障害のコミュニケーション能力が格段に上がる4つのトレーニング方法
発達障害の特徴に、コミュニケーション能力に難があり、人の気持ちがわからず思いやれ …
-
1分前のことを忘れる!発達障害の物忘れが激しい原因と改善トレーニング方法
発達障害の症状のひとつに、物忘れが激しいということがあります。 僕も発達障害です …