発達障害で生きていく。

ADHD優位のアスペルガーで、LD学習障害もある35歳のおっさんです。息子も遺伝して発達障害です。文献を読み漁り、発達障害は限りなく完治に近い、治すことができると確信しました。このサイトは、治す情報など、発達障害のさまざまな情報を発信していきます。

*

発達障害の女の子の特徴。個性的と思われて発覚しずらいケースが多い

      2018/03/03

発達障害は一般的に女性よりも男性のほうが多いとされています。

調査によると男性の発達障害は女性の4倍はいるのではないかとされているのです。

それでも、ある専門家によると実際は女性の発達障害も少なくないというのです。

それは、女性のほうが発達障害が発覚しずらいという事情もあるようです。

スポンサーリンク

女の子の発達障害は特徴があらわれにくい傾向がある

女の子の発達障害が男の子に比べて見過ごされるという指摘は以前からあったようです。

実際には発達障害の女の子の実数は決して少なくないということですね。

 

それでは、どうして女の子の発達障害は見過ごされてしまうのでしょうか。

それは、ひとえに発達障害の特徴が男の子ほどはっきりとしていないということがあげられているのです。

 

ADHDの場合はどうなのか

発達障害の中でもADHDはどうでしょうか。

男の子の場合は幼児から落ち着きがなく、多動性の傾向が出る場合が多く、言葉よりも手が出やすいという傾向があります。

過去では「乱暴」というように捉えられがちだったのが、現在では発達障害という括りに入っているのです。

特徴的であるとか個性的であると捉えることもできるでしょう。

 

女の子の場合はどうかと見てみるとそういった傾向が見られず、多動性や衝動性が「おしゃべり」であるとか「いつも予定がいっぱいで忙しい」といいった特徴となってあらわれるのです。

「予定がいっぱい」というのは、言い換えればじっとしていられないという落ち着きのなさを表しているのですね。

 

幼児期や小学生のころはおっちょこちょいや楽しい女の子と言うことで済んでいることが多いのです。

男の子と女の子の脳の働きはすでに幼少期のころから決まっているとされています。

これはある専門家の話ですが、男性の脳は理系傾向であり理詰めで考えることが多くなるのに対して、女性の場合は共感を求める言わば文系の傾向があるとしているのです。

スポンサーリンク

個性的であるからこそ見過ごされてしまう

幼少期から小学生にかけて女の子が個性的であるということは、男の子に比べて言語能力が高いことがあげられています。

これは、言葉を換えるとコミュニケーション能力が高いということになるのです。

 

それゆえに個性的であるということで、発達障害とは認識されずに見過ごされてしまうということです。

女の子の場合は特に社交性が高いですから、それがあだになってしまうということでしょう。

 

発達障害と一言でくくってしまうにはその範囲は広く、何が正解で何が間違っているのかこれは現在においても試行錯誤している状態であるのは間違いないところですね。

ADHDとは違ってアスペルガー症候群というものがあります。

これは、人間関係そのものが築けない症状となるのですが、女の子の場合はコミュニケーション能力が男の子よりも高いため、幼少期から小学生の頃はある程度の社会性を保つことができるのです。

 

しかし、それが反対に成人になってから困ることが多くなってくるのです。

私は男性で、女性とは違った意味になりますが、幼少のときから大学生になるまで発達障害ということを自分自身分からずに過ごしてきました。

 

男性でも女性のように子どもの時に発達障害とはわからないまま大人になってしまうこともあるのです。

それでも、最近は良いのか悪いのかわかりませんが、できるだけ早期に発達障害かどうかを見極めるような風潮が高くなっているような気がします。

それが、成人になってからあるいは社会人になってから困らないようにするという性格のものであるのは理解できるのですが、子どもに発達障害であることを植え付けるのも考えものという気がします。


スポンサーリンク

 - 発達障害のこども , , , , ,

  関連記事

1歳~6歳までの発達障害の幼児にみられる話し方と行動の特徴。脳を活性化させる遊び

発達障害は、だいたい小学校に入学してから、きちんとした診断が下される場合が多いで …

人生を変える発達障害の高校選びの3つのポイント

発達障害にとって、高校選びは重要な人生の選択になります。 どの高校にいくかによっ …

発達障害は赤ちゃんのころからでも分かる。その特徴や兆候のサイン

発達障害は生まれつきもっている脳の障害です。 なので、生まれたばかりの赤ちゃんで …

親が発達障害の場合子供に遺伝する確率は50%!息子もADHDで遺伝しました。

発達障害が親から子へと遺伝する確率の高さを多くの人が指摘しています。 しかし、こ …

イライラしないで子育てを!発達障害のADHDの子供への接し方と特徴

発達障害のなかに、ADHD 注意欠如・多動性障害というものがあります。 ADHD …

発達障害の症状が重くなる小学生の対応と療育方法

自分の小学生の子供が発達障害だったら…周りと少し変わった子供がいたらそれを個性と …

発達障害向けの塾リスト全国一覧まとめ。早めの療育でこどもの脳を活性化させよう

発達障害やグレーゾーンだと思われる場合は、こどものころから早めに発達障害専門の塾 …

発達障害の1歳~6歳までの幼児にみられる特徴的な症状まとめ

発達障害の子どもには、赤ちゃんのころから普通とは違う特徴的な症状が表れます。 た …

発達障害の子どもをイライラしないで育てるための魔法の言葉かけ

どうして、これができないのか…。発達障害の子どもを持っていると、そう思ってしまう …

中学生でおきる発達障害の特徴。塾のサポートや接し方について

発達障害は中学生から悩みが深くなり、不登校に発展するケースが数多くあります。 不 …