発達障害で生きていく。

ADHD優位のアスペルガーで、LD学習障害もある35歳のおっさんです。息子も遺伝して発達障害です。文献を読み漁り、発達障害は限りなく完治に近い、治すことができると確信しました。このサイトは、治す情報など、発達障害のさまざまな情報を発信していきます。

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発達障害が嫌いなものリスト。嫌いな場所、食べ物、乗り物、素材

   

発達障害はその特徴から、嫌いなものが数多く存在します。

嫌いな場所から嫌いな食べ物、嫌いな乗りものなど、好きなことより嫌いなもののほうが多いかもしれません。

僕も嫌いなものは多く、今でも周りから偏食家と言われたり、変なことにこだわるなと言われたりします。

今回は、発達障害が嫌いなものについてまとめてご紹介します。

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発達障害が嫌いなもの

発達障害は、その症状の特徴から普通のひとには理解されないような嫌いなものがたくさんあります。

僕はADHDの発達障害ですが、それは強いこだわりと、感覚過敏なことから、できないことやいけない場所、食べられない食べ物など、数えきれないほどの嫌いなものがあります。

発達障害が嫌いなものが多くあるのには、理由があります。

 

・感覚過敏で音や触れる感触に敏感なため

・興味関心がないことにまったく無関心なため

・たんに味が嫌いということではなく、食べ物を食べることに痛みや苦味を伴うため

・今までの人生経験から自己肯定感が低いため

・コミュニケーションが苦手なため

 

このような理由から、たくさんのものが苦手になってしまいます。

 

発達障害が苦手な場所

・ライブ会場

・カラオケ

・ショッピングセンター

・照明が明るすぎるコンビニや電気屋さん

・店員が話しかけてくる洋服や

・BGMの音がうるさいスーパー

・電車の駅

・居酒屋

・人込みの街中

・興味関心がない場所

 

音がうるさかったり、照明が明るすぎたり、コミュニケーションを求められる場所が発達障害は苦手で嫌いです。

カフェなども一応は落ち着きますが、エスプレッソマシーンなどの大きな音がする場所は、神経を過敏にさせるため、場所を選ばなくてはなりません。

 

考え事や勉強をする場合も、発達障害は小さな物音でもすると集中力が途切れてしまうので、場所には注意が必要です。

ほとんどお客がいないカフェや、図書館で人通りがほとんどない隅っこくらいしか、外では落ち着ける場所がありません。

 

うるさくてデートで失敗した

僕が外で嫌いな場所といえば、雑貨店などの商品が所狭しと、ぎっしりと並べられているお店です。

とくに、ポップアップが派手なお店は最悪ですね。

 

もうどうにもそこに目が行ってしまい、集中して凝視して、世界がポップアップと僕だけになってきます。

集中しすぎると、頭にうるさい音が流れて混んできて、その音がどんどん頭の中で大きくなって響いてくるんです。

もうこうなると、うるさすぎて買い物どころではありません。

 

初めて中学生のころ気になる女の子とショッピングモールでデートしたとき、彼女の好きな雑貨やで気分が悪くなり、ベンチで休んでしまったのは、いまでも格好悪かったと悔やんでいます。

それからは、女性とのデートのときや水族館や博物館など、静かで落ち着いた雰囲気を楽しめる場所でデートするように工夫しています。

 

発達障害が嫌いな食べ物

・イガイガする食べ物

いちご、なし

 

・種のある食べ物

すいか、ぶどう、さくらんぼ、梅干し、ピーマン

 

・柔らかい食べ物

なすび、おでん、卵、バナナ、ヨーグルト、餅、麺類

 

・刺激のある食べ物

キムチ、唐辛子、ゆず

 

・食材が混ざっている食べ物

チャーハン、お好み焼き、麻婆豆腐、お鍋

 

味が嫌いなのではなく痛みを感じる

発達障害の嫌いな食べ物は、主に3種類にわかれます。

詳しくは、「発達障害の偏食チェックリスト。タイプに合わせたレシピと改善方法」をご覧ください。

 

発達障害は好きな食べ物のほうが少ないことも珍しくなく、スナック菓子とお米、お菓子しか食べないというこどもも多いです。

大人になるとこどもの時よりは偏食が治る人が多いですが、それでも好き嫌いの好みは普通より強いです。

 

イガイガする食べ物は、口の中が刺さるような痛みを感じることがあります。

種のある食べ物は、異物を口に含んでいるような、とても気持ち悪い感じです。

 

柔らかい食べ物は、とてもまずい、ガムのような触感に感じます。

刺激のある食べ物は、口の中全体が痛くてひりひりして、喉を通ると激痛がするほどです。

 

食材が混ざっている食べ物は、たくさんの味が一気に襲ってきて、別々に食べたほうがいいと感じます。

そのため、味が嫌いなのではなく、食べられないから嫌いということが発達障害の理由です。

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発達障害が嫌いな乗り物

・電車

・新幹線

・飛行機

 

ほとんどの乗り物が嫌い

生活の主要ともいえる乗り物のほとんどは、発達障害は嫌いです。

それは何より、乗り物を動かすあの轟音が嫌いです。

どの乗り物も、けたたましい音とともに移動しますよね。

 

それに比べて車は自分のスペースが保たれていて、自分で自由に運転できるため、好きなことが多いです。

ただし、二次障害である不安障害を発症している場合は、車の運転が怖くなります。

 

発達障害が一番好きな乗り物といったら自転車です。

自転車は音もなく、手足のように自由に動かせて、小回りがききます。

 

僕の会社は片道6キロほどの場所にありますが、電車で通いたくないので、いつも自転車で通勤しているほどです。

電車が嫌いだから自転車通勤しているわけですが、運動にもなって健康のためにもいいと思います。

 

発達障害が嫌いな服

化学繊維の服

化学繊維の服は、どうしても肌触りが人工的で、敏感な肌に痒みや湿疹をもたらします。

たとえ湿疹にまでならなくても、肌にかすれると気になったり、集中力を途切れさせたりします。

神経が敏感になっているときは、その服がこすれる音すら気になるほどです。

 

圧迫感のある窮屈な服

発達障害はもともと筋肉量が少ないため、体を重くする、窮屈な服は嫌いです。

開放感のある服を好むので、逆に大きめのTシャツなどがいいです。

 

毛糸のセーター

チクチクする毛糸繊維の服は、発達障害にとってもっともNGな素材です。

全身をチクチク刺されているような痛みを感じ、少し着ているだけでも我慢ができません。

もし着ていたら全身が痛みと痒さで、湿疹ができて赤くなってしまいます。

 

ガサガサと音が鳴る服

ポリエステル+ポリウレタンのような、シャカシャカと音が鳴る服は論外です。

発達障害にはシャカシャカ音が通常の2倍にも3倍にも聞こえて、とても耳障りです。

歩きながら人と話していると、相手の声が聞こえないくらいうるさいです。

じっさいの音はそれほど大きくないにしても、発達障害は注意がそれる音を耳にすると、そちらに集中してしまうためよくないのです。


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