発達障害で生きていく。

ADHD優位のアスペルガーで、LD学習障害もある35歳のおっさんです。息子も遺伝して発達障害です。文献を読み漁り、発達障害は限りなく完治に近い、治すことができると確信しました。このサイトは、治す情報など、発達障害のさまざまな情報を発信していきます。

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発達障害の部下にイラっとするなら接し方を変えてみよう。指導方法

      2017/11/06

発達障害の部下をもつと、かんたんな仕事でもミスをする、反省しない、机が汚いなど、様々な問題をかかえる上司が多いです。

発達障害はその特徴から、一般的な仕事には向いておらず、適切な接し方をしなければ、あまり仕事にならないことが事実です。

今回は、そんな発達障害の部下の特徴と、イライラすること、仕事がうまくいく指導方法をご紹介します。

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発達障害の部下の特徴

・メモをとらない

・ミスを上司や同僚のせいにする

・自分は悪くないといいはる

・スケジュールが管理できず納期が守れない

・ミスをしたり怒られるとパニックを起こす

・たまにフリーズする

・挨拶やお礼といった、ちょっとしたことができない

・机が汚く、片付けができない

・書類や仕事道具をよくなくす

・言われたことには集中してするが、言われないことはしない

・気が気がなく、普通はさっとできることができない

・上司が怒ると自分のせいではなくパワハラだと思う、訴える

・自己肯定感が低く、すぐに拗ねる

 

発達障害の部下にイライラする

僕は最近仕事ぶりが認められ出世して、3人の部下をもつようになりました。

障害者雇用枠ということから、3人中2人が発達障害で、ADHDとアスペルガーの併発が1人、自閉症スペクトラムが1人います。

障害者雇用なので、部下の前ではあまり怒らないように心がけていますが、やはり仕事を教えること、仕事を進めていくことは大変です。

 

他の同僚ともめる

発達障害は人の気持ちが分からないという、コミュニケーション障害があります。

そのため、会社外部の人とは接させないようにしているのですが、それでも同僚たちともめます。

 

このあいだも、既婚者の男性社員が奥さんの不出来な点をのろけていたところを、真に受けて「奥さん頭悪いんですね、かわいそう」とマジトーンで言ったアスペルガー部下ともめていました。

周りもあの人はアスペルガーだからとわかっていても、不愉快なことを言われれば気持ちはイライラしてしまいますよね。

 

何回でも同じミスをする

もうこれはどうしようもないのかっと泣きたくなるくらい、同じミスをしょっちゅうします。

そのため、かんたんな仕事でも二重のチェックは欠かせず、仕事の量が倍になることがあります。

それなのに、本人はそんな苦労も知らずのほほんとしているのがたまにむかっとしてしまいます。

 

ミスを認めない、ふてくされる

これはADHDとアスペルガーを併発している部下にみられることですが、自分がやったミスでも、とにかく認めません。

「そうですけどー、でも」と、一応認めはするものの、原因はほかにあることを指摘してきます。

 

教え方が悪いだとか、発達障害の自分に任せるべき仕事ではなかったとか、とにかく文句が多いです。

「それでも、「ほうれんそう」すればできたことですよね。なぜ途中で報告しなかったんですか?」というと、不貞腐れてむすっとした態度をとってしまいます。

小学生を相手にしているようで、こちらのほうが精神的にまいってしまいます。

 

自分の評価に関わる

せっかく部下をもてたのに、しっかりと育てることができなければ、逆に上司としての自分の能力を疑われてしまいます。

僕と一緒に昇進した同僚がいたのですが、そっちはうまくいっているようで、相対的に僕の評価が下がってしまいます。

発達障害の部下をもつと、このようなところにも難がでます。

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発達障害の部下との接し方・指導方法

上記でいろいろと愚痴や悩みを書きましたが、いまでは指導方法を変えて、かなりの問題を解決することができました。

発達障害の部下も、やる気がないわけではありません。

 

むしろ、やる気があってもそれを出すことができないので、こちらがうまく指導して、導いてあげれば立派な戦力になってくれます。

以下は実際に試してみて効果があった方法です。

 

写真入りのマニュアルを作る

①、②と写真に番号をふって、Aの書類の作成方法、Bの書類の作成方法というふうに、写真でわかりやすく作業をマニュアル化することは効果的です。

めんどうでなかなかしなかったのですが、発達障害は視覚に入ってくる情報は覚えるということで作成してみたら、本当でした。

 

今まで口で伝えていた指示が、写真を見せただけですんなり理解してくれて、今では毎日写真入りのマニュアルをせっせと作っています。

作るのはめんどうですが、一度作ってしまえば使いまわせるのでおすすめです。

 

仕事しやすい作業環境をつくる

発達障害はちょっとした物音や動作でも目に入り、気にして集中ができなくなってしまいます。

そのため、机には周りの人が見えないようにパーテーションパネルなどで視界を遮って、自分だけの空間を作るようにしましょう。

音に敏感な場合は、音を遮断させるためにイヤーマフがおすすめです。

 


セフティー3 防音用 イヤーマフ 遮音 ヘッドフォン フリーサイズ KB-22

 

職場でイヤーマフをしている人がいたら目立ちますが、集中して仕事をしてもらうために、僕は2人にイヤーマフをつけてもらっています。

イヤーマフをしていると音が入ってこないので集中できるようで、作業効率があがり、ミスが少なくなりました。

 

体に触れない、大きな声を出さない

発達障害は人の表情をみて感情をはかるのは苦手ですが、体に触れられたリ、大きな声を出されることが嫌いです。

頑張ってくれ!というつもりで、軽く肩をぽんと叩いたつもりでも、発達障害は感覚が敏感なため、軽く肩を叩いたつもりでも、とても強く叩かれたように感じてしまいます。

 

僕は男同士だったので、励ましのつもりでよく肩を叩いたりしていたのですが、これをするといつも部下がミスをしていることに気が付き、これが原因だったのだと気が付きました。

とても動揺して、本人のなかでは軽くパニック状態なんですね。

大きな声を出すのも同様で、それが笑い声でも大きく聞こえるので、声のトーンは落として話すようにしましょう。

 

ミスを指摘するのは間をおいてから

発達障害は集中力がなく不器用なので、簡単な仕事でもミスが多いです。

最初はいつもミスが発覚しだい、注意するように、すぐに直すようにと指示していたのですが、逆ぎれされたり、反省しなかったりとあまり効果がありませんでした。

 

怒られているときは軽くパニックを起こしていて、自分でもどうしていいのかわからなくなっているようでした。

このパニックを起こすというのも、発達障害の症状のひとつです。

 

そこで、ミスが発覚したらそのばで注意はするものの、怒らなくしました。

注意した時点でパニックになっているので、そこから追求して反省させようとしても無駄だということがわかったからです。

 

そして次の日に、「昨日のことだけど・・・」と話すと、素直に反省して、ミスを繰り返さないように頑張ると言ってくれました。

このときはパニックを起こしていないので、素直に聞いてくれるんですね。

 

発達障害の特徴について知る


ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本

 

発達障害の特徴や気持ちを知ることで、多くの問題は解決できます。

この本は発達障害者が仕事のなににつまずくか、そのときどうすればいいかを教えてくれた本です。

 

パーテーションなどもこの本から取り入れて、効果を出しています。

まずは相手を知る、そこから解決策が見えてきます。

 

一緒に飲みに行く

最初は距離を置いていたのですが、最近は部下の3人と僕とで週に1回ほど飲みに行っています。

発達障害はコミュニケーションが苦手なため、さいしょはあまり話してくれませんでしたが、回数を重ねるごとに、だんだん自分のことを話してくれるようになりました。

 

発達障害のせいで友達がうまく作れないこと、日常生活でも問題をかかえていること、仕事でミスばかりして申し訳ないと思っていることなど、素直な気持を話してくれました。

会社のなかでは聞けなかった話です。

 

発達障害も、自分の問題が分かっていて、悩みを抱えているんだとわかりました。

また、話してみると面白いことが多く、自分では考えないような発言をするので、飲み友達として重宝しています。

距離を縮めることは仕事での関係を円滑にしてくれます。


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