発達障害で生きていく。

ADHD優位のアスペルガーで、LD学習障害もある35歳のおっさんです。息子も遺伝して発達障害です。文献を読み漁り、発達障害は限りなく完治に近い、治すことができると確信しました。このサイトは、治す情報など、発達障害のさまざまな情報を発信していきます。

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発達障害の症状が重くなる小学生の対応と療育方法

      2018/01/03

自分の小学生の子供が発達障害だったら…周りと少し変わった子供がいたらそれを個性と考えて大事に育てて伸ばす傾向があるかと思えば、少し変わっているだけで障害を持っているのでは…という風潮もあります。

周りと少し違うというだけで障害と思う風潮も考えなくてはいけません。

しかし、親にとっては自分の小学生の子供が周りの子供と違うというのはやはり気になるものなのです。

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発達障害は遺伝するのでしょうか

自分自身が発達障害ですから、自分の小学生の子供に遺伝するのではないかとかなり気にしていました。

これは妻にも子供ができる前というよりも結婚する前にも告白していたことです。

 

私が発達障害であることを知らなかったようですが、それでもやはり周りの人とは少し違うということはわかっていたようです。

もっともそれはネガティブに捉えることなく、こうして私たちは結婚することができたのです。

 

第一子ができたときは、嬉しい反面少し不安な面もありました。

実際に、発達障害が遺伝するのかを真剣に調べたこともあります。

そして、やはり遺伝的要因もあるということがわかって心配になったのです。

 

迎えた1歳半検診そして3歳時検診では

一抹の不安を抱えながら迎えた一歳半検診ではやはり、言葉の遅さや落ち着きのなさ、指差しを目で追えないなどの指摘を受けました。

この時点で発達障害と断定されることはないようですが、かなり落ち込みましたね。

 

様子を見ようということで、さらに迎えた3歳時検診では知能的な遅れはないということでした。

これは、毎日子供に接してきて決して遅れていることはないと思っていたので一安心だったのです。

一方で多動性の指摘を受けました。これは、自分自身感じるところが合った部分です。

 

落ち着きの無さというのはある時点で、癇癪を起こすことにつながることもあるということです。

いずれ訪れる幼稚園入園という時期に決断を迫られることとなったのです。

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幼稚園そして小学校入学

ずっと手をこまねいていたわけではありません。

はっきりとした発達障害という診断は下されないなかで、夫婦でできることをしてきたつもりです。

 

それでも、小学生になって子供だけを見ていたのでは他の子供との違いがわからないということで、積極的に他の子供と接する機会を持つようにしました。

周囲の子供と全く変わらない所作に安堵したこともあります。

 

しかし、注意深く観察していくと、同じように成長しているように見えて実は成長曲線が他の小学生の子供とは緩やかなのではないかと思うようになったのです。

つまりは、発育や成長が遅れているということです。

 

体自身は平均以上なのですが、落ち着きの無さがどうしても頭の成長を阻害しているように思えるのです。

そして、多動性がひどくなったように思えるときがあります。

性格が攻撃的になったようにも思えるのです。

 

幼稚園はともかく、小学校をこのまま普通の子供達と一緒の学級で学ばせていいのかという決断をしなくてはいけません。

とはいっても、小学校に入るまでに、症状から市の教育委員会が決断することになるのです。

当然、親の意向も聞いてくれます。

 

それでも、経験豊富な児童相談所の相談員や専門機関の医師などの助言を聞きながら子供が一番成長できるところで学ばせるということでは意見が一致しています。

結論としては、長い人生、普通の生活を送る上でも健常者と同じ教育を受ける、同じ環境でいることが大切ということで小学校も普通学級に入ることになったのです。

同時に小学校での療育方法も検討してくれました。

 

これは今考えても、全ての関係者に感謝しなくてはいけません。

授業にまったくついていけない場合は別ですが、

知能的には問題なく、社交的な子供ですから、みんなと一緒に普通の小学生として一緒に勉強させてあげたいという気持ちが強く、それを学校関係者を始め全ての人が快く引きうけてくれたことに感謝しかありません。


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