この行動は発達障害?それとも性格?見極める3つのポイント
2018/05/30
発達障害、性格で起きる問題をわかりやすく分別しています。
案内の中では、疑うだけに留めたほうが良いのか、それとも、すでに発達障害の行動として有名なのか、そのこともしっかりと判断できるよう、役立つ基礎知識の案内も含まれています。
今回は、この行動は発達障害?それとも性格?見極める3つのポイントをご紹介します。
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コミュニケーションの問題
発達障害、性格で起きる問題を判別する方法ですが、先ずは、コミュニケーションの問題が起きていないかを確認しましょう。
例えば、親子関係は良好なのに、なぜか、他人と出会うとそわそわする、会話が長続きしない、ストレスを溜めることが多いという場合は、コミュニケーションに難があるのかもしれません。
また、コミュニケーションがあからさまに下手という場合は、発達障害を疑ったほうが無難です。
というのも、発達障害の問題を抱えている人は、自分が発達障害の問題を抱えていることを理解できない、理解しているが故にストレスを溜め込むことが多く、気性が荒い人物になってしまうことが多いからです。
また、どのようにして正確な判別を行うのかというと、視線は正しいか、自分の気持ちを伝えているか、友達などを作りたがっているかで判別します。
コミュニケーション時、視線が安定しない、事務的な対応が目立つ、モジモジしているだけで、友達作りを積極的に行わないという場合は、発達障害の影響で、どのような感情表現を行えば良いのかがわからないのです。
また、屁理屈をこねることが多く、結論を言うまでに時間がかかる人も、発達障害の可能性が高いです。
自分の意見が負けるところを見たくないため、興奮しやすく、また感情的な意見が目立つため、説得力に欠ける行動、言葉も目立つようになります。
意外と判別そのものは難しくないので、発達障害、性格で起きる問題については、早い段階で判別を行おうとしたかどうかが重要です。
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多動性の問題
発達障害の問題を抱えている人は、精神的に揺れ動きやすい特徴があるため、なにかしらの刺激を受けると、刺激に流され続けることが多いです。
これを多動性の問題というのですが、以下の行動が目立つようであれば、発達障害の影響で問題が良く起きていると判断できます。
例えば、注意を受けたはずなのに注意に従わない場合が該当します。
一見すると、反抗しているように見えるため、周りから厳しく注意されることもあるのですが、何度言っても変化が見られないようであれば、発達障害の可能性が高いと思って問題ないでしょう。
また、そわそわすると服をギュッと握ったり、コミュニケーションを良く要求するケースも、発達障害の可能性が高いと思って問題ありません。
精神的に不安になると、思考するよりも誰かに依存することが多く、問題解決を自分の力のみで行わないことが多いのです。
他にも、怒られるたびにヒステリックになるのも、発達障害の可能性が高いと判断して問題ありません。
性格で起きる問題なのであれば、特定の人物、もしくはコンプレックスなどに対して反応するのですが、発達障害に悩まされている人は、周囲の人を信用していないことが多く、物事を大げさに捉えることが多いのです。
疑うだけに留めたほうが良いこと
以下のような行動、特徴が目立つ場合は、発達障害かもしれないと思っておくくらいが丁度良いです。
例えば、何気ないことで大笑いしてしまう場合、コミュニケーション能力の欠如ではと考えられるだけで、発達障害と結びつくところがまったくありません。
人によっては、笑いのツボと呼ばれるものもありますので、大笑いしてしまう動作、もしくはお笑いが好きなので、他人にお笑いを求める行動そのものは、誰にでもある性格の問題でしかありません。
逆に、笑っていない時は怒りっぽく、無言でいる時間が長い場合は、発達障害の影響を受けている可能性が浮上します。
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