発達障害で生きていく。

ADHD優位のアスペルガーで、LD学習障害もある35歳のおっさんです。息子も遺伝して発達障害です。文献を読み漁り、発達障害は限りなく完治に近い、治すことができると確信しました。このサイトは、治す情報など、発達障害のさまざまな情報を発信していきます。

*

発達障害の検査ってどうやるの?病院での体験と費用について

      2017/12/19

他の子供とは少し違う…それでも学校の成績は良い方でしたし、大学にも行けました。

結婚は一度失敗しましたけど子宝にも恵まれましたし、再婚もしています。

普通に幸せな人生を歩んでいるつもりです。

一方で、これまでの人生を振り返ってみるとどこかで何らかのトラブルを起こしているんです。

もしかしたら…ということで発達障害の検査を受けようかと考えたのです。

スポンサーリンク

これまでを振り返ってみると

冒頭でも書きましたが成績は良かったのです。

それでもどちらかというと理屈っぽいとかこだわりがあるとか、かといって気にしないところは気にしない性格で、そんなところから周りの友人からはつかみどころのない性格、なんて言われていたのです。

 

当時の私としてはそれが褒め言葉にも聞こえていて、そんなに気にしませんでした。

高校の時には彼女もできましたし、普通に学校生活も謳歌しました。

 

成績も優秀なほうだったので大学にもすんなりと入れました(もちろん勉強しましたよ)。

ですから、大学を出るまでは人生も順風満帆だったのです。

 

やっぱり少しおかしい

なんとなく変わった性格、なんて褒め言葉に捉えていた自分が就職してからはそれが一変したのです。

人と同じことができない、集中できない、仕事に遅れが出るんです。

しかし、一度覚えたことは他の誰よりも記憶力が良くてむしろ効率が良いくらいの仕事ができるんです。

 

「スロースターターなんだよ」なんて言いながら自分のものわかりの悪さに嫌になることがありました。

それでも過去を振り返ってみるとそんな感じだったかな、それでも学生時代は自分のペースで何でもできたので、人と比べられることはなかったのかも。成績が良いのもそれなりにがむしゃらに勉強した成果であって効率が良いとはお世辞にも言えなかったというのが働き出してわかったのです。

 

病院に相談にいくと発達障害

医師からは、軽度の発達障害と言われました。

聞いたことのある病名でしたが、まさか自分がそうだとは夢にも思わなかったのです。

しかし、集中できなかったり、記憶力にムラがあったりとこれまでを振り返ると医師の言うことがすんなりと頭の中に入ってくるのです。

スポンサーリンク

発達障害の検査は?

ということで、発達障害の程度を測るための検査を受けることになりました。

簡単な問診票などで答えても、発達障害の中でもADHDとLDの傾向があるということです。

これは、簡単に言うと注意欠陥・多動性障害と学習障害だそうです。

 

どれもなんとなく私がこれまで感じてきたことです。普通に注意力散漫ということで済ましてきたのが、「注意欠陥」ということで衝撃を受けることになりました。また、「学習障害」というのも知能を否定されたようでショックでしたね。

しかし、学習障害と知能や成績は別物だそうです。私のように最初の理解力に欠けるのが軽度な学習障害ということのようです。

検査には行動観察や発達検査があるようですが、これは子供の行動を注意深く観察するものです。

 

成人以上では、知能検査、脳波検査、そして鑑別のための検査が行われます。

鑑別のための検査というのは遺伝子検査や血液検査ですね。

発達障害とは別の障害がないかを見分けるための検査になるそうです。

 

どの医療機関に行く?

私の場合は総合病院の心療内科に行きました。場合によっては精神科に回されることもあるようです。

また、発達障害専門の医療機関もあるようですから、住まいの地域にあれば、あるいは少し遠くても専門機関ですから、訪ねてみるのもいいでしょう。

 

実際に調べてみてわかったのですが、発達障害を診断できる病院はそれほど多くはありません。

まずはネットで調べること、さらには地域の発達障害者支援センターなどに問い合わせてみるといいでしょう。

気になる費用ですが、健康保険が適用されます。

 

MRI、脳波検査、発達検査など検査のある日で1万円程度(おつりがきます)

それでも、カウンセリングのほうが長いので都度受診料がかかるということになります。

検査だけで終わるものではありませんし、発達障害であれば完治することもないのです。

 

費用を抑えるために「自立支援医療制度」を利用するという方法もあります。

通常の健康保険で3割負担になるところをこの制度を利用することで1割負担になります。

詳しくは、発達障害者支援センターに問い合わせてみるといいですよ。


スポンサーリンク

 - 発達障害の情報 , , , , ,

  関連記事

胸にぐっときた!発達障害をテーマに扱った映画おすすめ3選

発達障害を題材にした映画は多くはありませんが、少なくもありません。 中には珠玉の …

発達障害の恋愛がうまくいく方法と理解がある人との出会い方

発達障害の恋愛は、コミュニケーションが取りずらく、相手を怒らせたり悲しませたりと …

発達障害のこどもをもつ親のストレスについて。悩みが爆発してうつ病に

発達障害のこどもを持つ親は、普通の育児ではない悩みやストレスを抱えています。 僕 …

ADHDの僕が発達障害の種類について分かりやすくまとめてみた

発達障害と一言にいっても、症状によって、まったく違う障害で治療法もことなります。 …

発達障害の寿命は18年も短いという衝撃の事実!原因と寿命を長くする方法

発達障害は、寿命は18年も短くなるという衝撃のデータが公表されました。 これを見 …

発達障害の誤診はよくあること。誤診されたらどうするか?防ぐための方法

発達障害の検査では、誤診はよくあることです。 それにはいくつか理由がありますが、 …

no image
運動は苦手?発達障害者に向いていおすすめるスポーツ

発達障害と相性が良いスポーツを特集しています。 基本的に複数より、1人でスポーツ …

発達障害の定義とは?知らない人に知って欲しい僕たちの障害のこと

ぼくが子供の頃には、発達障害という言葉を聞く機会はあまりありませんでした。 現在 …

ADHDが参考にしている発達障害の生活や情報満載のおすすめブログ

僕はADHDの発達障害ですが、発達障害を治すために、さまざまな情報を日ごろから読 …

発達障害の僕が大学に通って悩んだことと役にたったのか?ということ

発達障害で大学に進学しようか、悩みますよね。 僕も悩みましたが、悩んだすえ大学進 …